GMMAインジケーターを作成しましたので公開します。GMMAはMT4標準搭載されていないので使用する場合は自作するかどこかでダウンロードして使用します。今回作成したインジケーターは通常のGMMAインジケーターへマルチタイムフレーム表示機能を追加したものになります。
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トレンド系指標で、6本の短期移動平均線と、6本の長期移動平均線の位置関係からトレンド判断に使用します。6本の短期移動平均線は計算期間が短いものから3,5,8,10,12,15で計算され、6本の長期移動平均線は30,35,40,45,50,60の期間で計算されます。最も単純な見方は短期移動平均線が期間の短いものから順に並び、長期移動平均線も同様に期間の短いものから順に並んだときをトレンド発生中とします。アップトレンドは期間の短い線が上から順に並んだ状態を指します。ダウントレンドは逆になります。トレンドの終了判断は早い段階での見極めは短期移動平均線の並びが崩れたところになります。この段階ではトレンドは完全に終了したわけではなく、押目判断にもなり、その後、長期移動平均線を終値が抜けてくるまでは再度短期トレンドとなる可能性があります。またより直感的には長期移動平均線をクジラ(投機筋など)、短期移動平均線をイワシ(個人投資家)の動きとする見方もあります。
- タイムフレーム 現在の時間足より上位の時間を表示することができます。M5表示のときにH1指定などできます。
- 計算するバー数 計算に使用するバーの数を設定します。0でチャート内全てになります。
- 移動平均タイプ 単純移動平均、指数移動平均、平滑移動平均、加重移動平均を指定します。通常のGMMAは指数移動平均(Exponential)になります。
- 価格タイプ 終値、始値、高値、安値、中間値(高値+安値)/2、平均(高値+安値+終値)/3、平均(高値+安値+終値+終値)/4を指定します。通常のGMMAは終値(Close price)になります。
- 青線の束 GMMA短期線6本になります。MA期間3,5,8,10,12,15です。GMMA長期線より上にあるか下にあるかで方向の目安にします。
- 赤線の束 GMMA長期線6本になります。MA期間30,35,40,45,50,60です。
GMMA_m0.ex4
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