ラリー・ウィリアムズの書籍『ラリー・ウィリアムズの短期売買法』の第1章の中にある「市場の構造を理解する」に記載されたスイングポイントの見つけ方を参考に作成したインジケーターです。短期、中期、長期のスイングポイントを算出し描画します。またマルチタイムフレームに対応しています。
ラリー・ウィリアムズの短期売買法 【第2版】 投資で生き残るための普遍の真理【電子書籍】[ ラリー・ウィリアムズ ] 価格:6,380円 |
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短期スイングポイントの算出方法は書籍を読んだ中で、はっきりわからない部分があったので2種類の方法を選択できるようにしています。スイングハイの算出を例とすると、一つ前の足よりその時の足の方が高く、その時の足の次の足の安値または終値がその時の足の安値を下回ったタイミングでポイント確定としています。スイングローは反対の方法になります。2種類の方法というのは「次の足の安値」で判定する方法と「次の足の終値」で判定する方法のことを指します。下図がスイングハイの確定時の画像です。
下の画像は「次の足の安値」で判定する方法のスイングハイ確定ポイントになります。赤線でジグザグを描いていて、山側がスイングハイ、谷側がスイングローです。
次の画像は同じチャートで「次の足の終値」でスイングハイ確定とした場合との比較画像になります。上の画像ではスイングポイントとして認識された箇所はスイングハイ確定とはならず、「次の足の終値」でスイングハイとなるポイントまでジグザグ線が進みます。
- タイムフレーム 現在の時間足より上位の時間を表示することができます。M5表示のときにH1指定などできます。
- 計算するバー数 計算に使用するバーの数を設定します。0でチャート内全てになります。
- UPDOWN切り替え判定 スイングポイントの確定をtrue:「次の足の終値」、false「次の足のヒゲ」
- フィボナッチライン表示切り替え trueで中期スイングポイントによる方向(表示内容で説明)にフィボナッチラインを表示します。falseは表示しません。
- ジグザグ赤線:短期スイングポイント
- ジグザグ青線:中期スイングポイント 真ん中の短期スイングポイントより左右の短期スイングポイントが低ければスイングハイ、スイングローはその逆となります。スイングポイント算出方法の都合上、ラインがジグザグとはならないことが多い。
- ジグザグ緑線:長期スイングポイント 真ん中の中期スイングポイントより左右の中期スイングポイントが低ければスイングハイ、スイングローはその逆となります。中期スイングポイント同様にラインがジグザグとはならないことがある。
- 紫ドット:短期スイングハイ確定時から次のスイングポイント確定までスイングハイの価格を水平に描画します。
- ピンクドット:短期スイングロー確定時から次のスイングポイント確定までスイングローの価格を水平に描画します。
- フィボナッチライン:中期スイングポイントの今回スイングローが前回スイングローより高い場合、アップトレンドとして次回のスイングハイ確定時にフィボナッチラインを描画します。今回スイングハイが前回スイングハイより低い場合、ダウントレンドとして次回のスイングロー確定時にフィボナッチラインを描画します。今回スイングポイント~次回スイングポイント間のフィボナッチリトレースメントを、茶色ライン:38.2%、水色ライン:50.0%、黄色ライン:61.8%で描画します。その他0%、23.2%、100%、161.8%、200%ラインがあります。
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