QuantAnalyzerの使い方

色々な通貨ペアのEAを作っていくと、複数のEAを同時に稼働させた場合のポートフォリオを作成したくなります。

ただ、MT4から生成されたレポートを手作業で組み合わせるのは大変な作業です。

そのような作業を簡単にするための便利なツールとして、今回の記事で紹介するQuantAnalyzerがあります。

QuantAnalyzerの概要

QuantAnalyzerではMT4のレポートファイルを読み込んで合成したテストレポートを作成することができます。ポートフォリオを構成した場合にどのようなパフォーマンスとなるかを簡単に調べることができます。

その他、私が参考にしているのは、各EAの相関、モンテカルロ分析の機能を使用した分析結果です。

インストール方法

まずは以下のサイトからユーザー登録をします。

参考 QuantAnalyzerstrategyquant.com

最初の手順はサイト内のGET FREEをクリックします。

quantAnalyzer入手画面
QuantAnalyzer登録作業

次に名前と有効なEmailアドレスを登録し、Get FREE versionをクリックして先へ進みます。

quantAnalyzerユーザー登録画面

Emailアドレスを確認するよう画面が切り替わります。

確認画面

Emailの内容を確認すると以下のようになっています。Confirm the subsctiptionを選択します。

quantAnalyzerメール内容
Email内容

次にダウンロード画面になるので、自分のOSにあったソフトウェアを選択します。

quantAnalyzerダウンロード選択画面

ダウンロードしたファイルを実行して、インストール作業に入ります。

I accept the agreementを選択してNextをクリックします。

quantAnalyzerインストール開始画面

あとは以下の画面ごとにNextを選択して進めていきます。

quantAnalyzerインストール中画面
quantAnalyzerインストールフォルダ選択
quantAnalyzerスタートメニュー選択
quantAnalyzerショートカット選択

デフォルト設定のままで特に問題なければ、次の画面でInstallを選択します。

quantAnalyzerインストール最終確認
quantAnalyzerインストール完了画面
インストール完了画面

先ほど登録したEmailアドレスへ追加の情報が届きます。黒塗りの部分にはライセンスコードがありますが、特に入力するところはありませんので確認まで。

quantAnalyzerメール確認

QuantAnalyzerの起動

アプリケーションを起動すると以下の画面になりますが、フリーバージョンのまま使用するにはContinueを選択します。

quantAnalyzer起動画面

MT4レポートファイルの読み込み

MT4のレポートファイルはバックテスト実行後のレポートタブから右クリックで「レポートの保存」したものを使用します。

QuantAnalyzerが立ち上がると以下の画面になりますが、Load repotをクリックすることでファイル選択となります。

そこでMT4のレポートファイルを選択することで取り込むことができます。

quantAnalyzerへMT4レポート読み込み開始

ファイルを選択するときにAdvanced OptionsチェックボックスがONの場合、以下の画面になりますが、通常はそのままContinueで問題ないと思います。変更する必要がなければ、Advanced Optionsは外しておいた方が手間がなくて良いかもしれません。

quantAnalyzerレポート読み込み中画面

ポートフォリオの作成

読み込んだEAの中でポートフォリオを作成したいEAを選択します。赤枠で囲んだ箇所のようにチェックを入れます。次にCreate Portfolioをクリックすることでポートフォリオレポートが作成されます。

ポートフォリオ作成画面
quantAnalyzerポートフォリオ選択画面

作成したポートフォリオをダブルクリックするとポートフォリオデータが選択され、様々な分析が行うことができます。

ここまでの説明でポートフォリオの作成まで行うことができます。

あとは作成されたポートフォリオの資産曲線や相関、モンテカルロ分析等を行い、有効性を確認していくことになります。

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